ごあいさつ

第45回長野県看護研究学会開催に寄せて

第45回長野県看護研究学会       学会長 松本清美
 日頃より、長野県看護協会の事業ならびに運営に格別のご理解とご協力を賜り、心より御礼申し上げます。
 現在、超高齢・多死社会の進展の中で、長野県における人口減少は想定以上の速度で進行しており、看護職の活躍の場は病院のみならず在宅や介護施設など地域へと広がりつつあります。一方で、生産年齢人口の減少や少子化の進行により看護の担い手は減少することが見込まれ、地域における看護ニーズは今後ますます増大することが予測されます。加えて、ICT化やDXの導入、社会経済情勢の変化など、看護を取り巻く環境はかつてない転換期を迎えております。

 こうした状況を踏まえ、長野県看護協会では2040年を見据えた「長野県看護協会将来ビジョン2.0」を策定し、その実現に向けた取り組みを開始いたしました。新ビジョンでは、従来の「つなぐ看護」をさらに発展させ、「ともに看護」を理念として掲げています。住民にとって身近な存在である看護職が、地域の皆様とともに歩み、しあわせな暮らしと健康長寿の実現に貢献することを目指してまいります。

 本学会のテーマは「看護の価値創造と未来」~ともに生きる・ともに暮らす・ともに働く~といたしました。
 特別講演では、日本看護協会会長の秋山智弥氏をお迎えし、「看護の価値創造と未来」をテーマにご講演いただきます。看護の将来ビジョン2040を踏まえ、これからの看護が進むべき方向性や果たすべき役割について、長野県の皆様にご示唆をいただく予定です。
 また教育講演では、佐久総合病院地域ケア科医長の色平哲郎氏に、「過疎地域の未来」をテーマにご講演いただき、2040年を見据えた地域医療の在り方について考える機会といたします。特別講演および教育講演は、登録者を対象に後日オンデマンド配信を予定しております。
 さらに本年は、情報発信に取り組む看護職みすほわ氏をお迎えし、スペシャル対談も企画しております。

 会員の皆様には、研究報告や症例報告、業務改善報告など、日々の実践から生まれる疑問や課題を演題として、多くのご登録を心よりお待ち申し上げます。

 本大会は、すべて会場参加による開催といたしました。会場において皆様と直接お会いし、対面ならではの交流を通じて知見や情報を共有するとともに、「ともに看護」への想いを深める機会となることを心より願っております。
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