つなぐ看護をみなさまとともに
会員の皆様には、日頃より協会事業への温かいご支援・ご協力をいただいておりますことに深く感謝申し上げます。
6月21日(土)に、2025年度定時総会が無事執り行われ、「長野県看護協会将来ビジョン2.0」を公表し、午後には全体集会を通じて皆様と当協会のビジョンそして日本看護協会の新ビジョンとともに共有を図ることができました。
当会では、2017年に長野県看護協会将来ビジョンとして 健康長寿世界一の信州を目指して ~いのち・暮らし・尊厳をまもり支える看護~ を“つなぐ”をキーワードとして、重点事業を掲げ、実施してまいりました。2025年を迎え、人口・疾病構造上次なる課題となる2040年頃を想定した具体的な対策の検討をし、「長野県看護協会将来ビジョン2.0」として公表させていただきました。
2040年に向けて我々を取り巻く環境が大きく変わる中においても、「いのち・くらし・尊厳を守り支える看護」という看護の基本は不変であり、長野県が目指す「確かな暮らしを守り、信州から豊かな社会を創る」を推進するために専門職として自律のもと様々な場で力を発揮していくために,2040年に向けて目指す看護を 「社会の変化に対応し、住民とともにしあわせな暮らしと健康長寿を目指します~ともに学び、自ら学び、健康と生活を支えます~」として掲げました。
2040年の長野県の看護に関わる社会のすがたから2040年に向けた看護の課題そして目指す看護と、取組みの構成となっております。協会ホームページから本文をご覧になれますので是非ご一読ください。
看護職自身のウェルビーイングの向上も大切にしつつ、看護職一人ひとりがより良い将来の展望を持てるようにすることも目指しながら、地域の人々の健康の課題を、看護職・関係者の皆様、そして住民の皆様とともに語りあい、ともに考え、ともに取組んでまいります。
今年度も一層のご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
公益社団法人 長野県看護協会会長 松本清美
2025年7月吉日